ブログ19 資格の勉強⑦

 税理士試験の途中で宅地建物取引主任者(現:宅地建物取引士)試験の受験をしました。

 この試験は10月中旬にありますので、勉強期間は税理士試験終了後の2か月ほどでしたが、1回で合格することができました。元々法学部出身だった上に、公務員試験で民法の勉強経験があること、それまでの業務経験から基本的知識を有していたことなどが大きかったと思います。

 なお、この試験でも肢ごとに〇×をつけ、×はどこが間違いかアンダーラインを引くという解き方で対応しました。

 さて、税理士試験の話に戻りますが、会計科目合格に予定以上に時間を取られている間に税務経歴が20年を超えてしまい、税法3科目について免除を受けることが可能になっていました。

 先に申し上げたとおり、税理士試験を5科目合格することは非常に難しいのですが、いくつかの別ルートがあります。

 税務署員が所定の研修を修了し23年勤務すれば試験が免除されるという話はご存じの方が多いかと思いますが、地方税職員は、税務職場に20年勤務すれば税法科目が免除されることになっています(5科目免除なら研修を修了した上で28年勤務)。

 なお、一般の方の場合、大学院で税法(又は会計)について研究し、その論文が国税審議会で認められたら、税法2科目(又は会計1科目)免除を受けることができます。


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