社会保険労務士の試験は、午前の選択式と午後の択一式に分かれます。
選択式は、1問について文章や表に5か所の空欄があり、それぞれ4個の候補から正しい語句を選択する試験です。ただ、今は各箇所の4個の候補がひとまとめにされて20個の候補から選ぶ場合があります。これが8問あり満点は40点です。
択一式は、5つの文章から答えを一つ選ぶ試験です。これが7分野各10問あり満点は70点です。
合格点及び合格率は難易度に応じ、毎年変わります。最近は合格率がかなり低く合格者数をかなり絞っているようです。
実は私は社会保険労務士の試験は不条理な試験であると考えています。それは、選択式と択一式の両方でどんなに高得点をとっても、1問(択一式は1分野)でも最低基準点を満たしていないと不合格になるからです。特に選択式の場合、毎年1~2問はどこの受験専門校のテキストにも記載されていない問題が出題されます。択一式をクリアするには実力が必要ですが、選択式をクリアするには実力に加えて運が必要だと思います。
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